「籾について」
2014年08月26日
うるち米の方は穂が出揃ってきましたが、相変わらず赤米(古代米)の方は穂が出てません。
↓写真は、うるち米と赤米の境目です。穂が出揃っているのと、出ていないのが、クッキリ分かれているのがわかりますか?
でも、赤米の方をよく見てみると、葉の中で穂が育ってのがわかります。
↓写真、少しポッコリ膨らんでいます。トウモロコシとか見たいですね。
穂をよく見ると、小さい実が集まっているのがわかります。
これを「籾(もみ)」というそうです。この籾(もみ)がイネの実(種)になります。みなさんが普段食べているお米は、この籾から取り出したものです。
籾(もみ)の先から針のように伸びているのが「芒(ぼう、のぎ)」と言われるもので、動物にひっついて実(種)を遠くに運んでもらえるようにとか、地面に刺さって固定しやすくしやすくする為と言われているそうです。みなさんはどう思いますか?
最近では、籾(もみ)からお米を取り出すときに、「芒(ぼう、のぎ)」が針のように長いと絡まったりと邪魔になるそうで、現在はこの「芒(ぼう、のぎ)」が短くなるように品種改良されているとか!? みなさんの近くで田んぼなどがあれば確認してみるのも面白いかも知れませんね。
それにしても、空に向かって?伸びている「芒(ぼう、のぎ)」から不思議な力強さを感じます。
穂が出た下の部分です。アイスキャンディー?つくし?のようです。
短い期間で、葉っぱから出てくるのは面白いですね。