「田んぼの中の世界」
2014年06月16日
今回は、田んぼの中に住む住人達を一部紹介したいと思います。
定番のアメンボです。水面をスイスイ移動する姿はとても気持ちよさそう。
「何で水面で生活することにしたんだろう?不思議です。他に誰もいなかったからかな?」
近づいたら、驚いて隠れてしまいました。(隠れているとは言い難いですが…)
「驚かせてごめん、オタマジャクシさん」
おたまじゃくしがいるということは…
もちろん、カエルもいます。
水の中で気持ちよさそうにおよいでいたり、田んぼの周りを飛び跳ねたりしています。
オタマジャクシからカエル変わるのって不思議で面白いですね。「なんでだろう?」
イモリがのんびりしている姿を見ていると癒されます。
和名の「井守」は井戸を守るから来た説や、井を田んぼとして田を守るという説があるそうです。どちらにせよ昔から水の中でも生活していたのは、変わっていないようです。水草の葉にくるむように卵を産みつけて卵から生まれた幼生は最初は前後の脚がなく、オタマジャクシのように後から生えてくるそうです。(オタマジャクシは後脚からで、イモリは前足からだそうです。それぞれよく使う方から生えるのでしょうか?不思議です。)
トンボも田んぼの周りを飛んでいます。体の形や色、羽の模様などがカッコイイです。
「昔は前にしか進まず退かないところから「不転退(退くに転ぜず、決して退却をしない)」の精神を表すものとして「勝ち虫」とも呼ばれいたとか…カッコイイ」
何気ない田んぼの風景の中にも、色々な生き物たちが生活しています。その色々な生き物たちがいることで田んぼ自体も、生き物のように成長していくのだと感じられ、とても不思議で面白いと思います。